ネタ仕込みなしで場を盛り上げるにはお題を決めて、マイク一本で

とある講演会や、とある宴会、何のネタも、司会も、段取りも何も決まっていなかったとして。あなたに突然「今日の宴会を全部仕切ってください」と言われたらどうするか?

なかなかそうしたことは少ないかもしれないが、「講師が交通機関の都合で来れなくなった」「そもそもの幹事が急遽欠席になってしまった」「何もなくていいと言われていたが、少しくらい話をさせろという声が出てきた」「予定していた出し物が間に合わなくなった、または機械の故障でできなくなった」など、何かしらの緊急事態というのは、十分起こりうる話です。

過去、自分も数度そういう機会があって、急場をしのいできた経験がありますが、結果的にまとまってよかったなあ、と思います。

とある講演会、講師が事故か何かで来れなくなり、開会5分前に「田邉君、ITの事でなんかしゃべって」と頼まれ30分ほど講演をしたことがあります。「iPhoneの事、WEBアプリの事、パソコンのデザインの事」など、お題をいくつかを話して、好評頂けました。

とある宴会、ネタ仕込みが無かった(というより忘れていた)ことがあり、新春ほら吹き大会と称して、出席者からランダムで選んで、自己紹介と、「ホラを吹くお題」で一言しゃべってもらう思いつき企画をやったら大盛り上がりでした。その人の意外な一面を見ることができ、新しい発見もありました。

とあるお祝いのパーティ、メンバーが苦労して作った想い出DVDがデッキで再生できなくてショックな事態が発生した事がありましたが、司会者と急遽段取りをして、やはり、メンバーに「笑ったエピソード」というお題でを数人に語ってもらったら、爆笑の渦となりました。

こうした場で共通しているなあ、と感じたのは「お題を決めて」「マイク一本」で、場が全然変わるという事です。当たりはずれもあるかもしれませんが、それもまた結果として楽しい演出になります。日ごろ勉強している事、日ごろ感じたり妄想している事、過去に体験した事は、その人の経験や実体験ですから、臨場感を持って伝えることができるのです。

ドタバタは無いに越したことはありませんが、ドタバタしても、楽しんでしまうくらいの余裕を持てると、良いですね。(田邉元裕)