街歩きぶらり系テレビ取材の効果はごくわずか。浮き足立たない事。

富士宮も話題豊富になって、テレビロケも増えてきました。いしちゃんとか、タモリとか、芸人さんとか、アポのあるなし、ケースによって色々ですが、街歩きブラブラっとしながらのタイプの番組が人気のということもあって、比較的よく富士宮が出てきます。

取材された場所、お店は嬉しいですよね。ただ、この放映の影響・効果は実に限定的で、過剰な期待をしてはいけないし、浮足立ってもいけないと思います。

案外、ロケ先選定、テキトーだったりすることも。

この街歩き系の番組は、入念な事前準備・調査の上で行われている場合もありますが、案外、気分だったり、直前に決まっている場合も少なくありません。取材チームの都合(=時間や経費)で「そっちまで回る時間がないから、近場で間に合わせよう」なんてこともあって、当初予定していたところがパスされてしまう事さえあります。

この事から想像、懸念される事。それは、街歩き系で取材される場所というのは「そのスポットやお店の本質的な魅力とは違う」のではないか、という点です。ロケの「ついで」みたいなことさえあります。

全然客観じゃない

メディアは、商店街の役員さんなどに聞いて「最近良さそうなところは?」と、お勧めを聞いてロケ先を選定することもあります。または、スポンサーが入っていますから、スポンサーの意見で「今回はうちと取引しているから、ここがいいかな」なんてこともあります。全然客観的な「おすすめ」ではありません。

結局、メディアの方も、毎日食べ歩いている、散策しているわけではないので、他の人の情報に頼るしかない。かくして、「〇〇分の枠で、富士宮を紹介する番組を指示されたディレクターが、枠・ノルマ消化の為に、本当にいいかどうかの検証もないままに、番組を構成する事」がままあるわけです。もちろん、良い番組もありますが、玉石混交です。

そんな状況の場合もあり、本当に良くて取材されたかどうかは、案外、取材された本人が気づいています。「うち、そんなでもないのに、何故だろうなあ?」なんてこともあります。もちろん、中には、当人も気づいていない良さを、ディレクター、芸人さん、有名人さんが見つけてくれることもありますが、稀です。

効果もわずか。浮足立たないこと。

そんなわけで、言葉は直球で失礼かもしれませんが、たかが一回や二回取材されたくらいで浮足立ってはいけないと思います。偶然、ラッキーなだけの場合もあります。また、テレビ放映されてから、効果が続くのは一週間程度、良くて二週間程度ではないでしょうか。ただ、月に何度も取材される。他局もどんどん追随して露出がうなぎのぼり!となったら、それはまた別ですが。

富士宮やきそばは、特定のお店のPRではありませんが、実に、やきそば展開の情報戦略を巧みにたてて、「情報が欲しいメディア媒体」にとって、非常に好都合だったのです。どの局もこぞって、取り上げました。矢継ぎ早に情報を出すものだから、一回二回ではありません。月に何回も、何年も、出続けることができ、人々の脳裏にインプットされていくこととなります。

その取材は、本質的なものでしょうか?それとも、たまたまでしょうか?客観的に考えることが大事です。(田邉元裕)