やらない理由または方針をしっかり述べる

とある飲食店が、今までやっていたランチをやらなくなった。

問い合わせたら

「ランチは今ちょっと・・・」

という。

どんな会社にも、どんなお店にも、事情がある。

これまで提供してきたサービスを、十分に提供できない可能性があるならば、それを継続的であれ、一時的であれ、提供をストップするのも重要な判断である。

申し訳無さからそのような言葉がスタッフや当事者から出てしまうのだろうが、それなりに悩み抜いて決めた決定事項ならば、自信を持ってはっきりと伝えれば良いのではないだろうか。

「大変申し訳ありませんが、ランチ営業は、本年3月を持って終了しました。今後は夕方●時から夜●時までの営業となりますので、よろしくお願いします。」

「予想以上のご来客で原材料が不足してしまい、お客様に御迷惑をおかけしてしまう為、当面の間ランチタイムは休止する事になりました。再開のめどは5月中旬にお知らせします」

など、はっきり言ってもらいたいのが心情である。それぞれの気質もあるだろうし、このあたりのいわゆる「いさぎよさ」は、それぞれに考えもあるだろうが、あいまいなのが一番判断に困るところだ。

お一人様で食べに行くだけならまだ良いが、グループや団体の「幹事さん」からしてみれば、不安この上ない。

また、お店が今どのような状況であるか示すために、ホームページ、ブログ、Facebookなど、あらゆる媒体でお知らせするのも重要である。奇をてらった企画やイベント、メニューは極論必要ない。

必要なのは、何があって何がないか、何をやって何をやらないかを、ただしく相手に伝えることなのだ。(田邉元裕)