枝葉の事はどうでもいい。明日人生の最後なら。スティーブ・ジョブズと渡邉英彦の共通意識。

スティーブ・ジョブズの有名な言葉がある。

もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」。それに対する答えが“NO”の日が幾日も続くと、そろそろ何かを変える必要があるなと、そう悟るわけです。

スタンフォード大学の卒業祝賀スピーチで述べた有名な言葉の意訳

渡邉英彦会長が生前語っていた言葉の一つに「枝葉の細かいことはいいんだよ。」というものがある。ジョブズの言葉の真意とも本質はリンクする。

闘病生活で、いつやってくるかもしれない「明日のもしも=己の死」という現実の可能性を前に、本当にやりたいことをせずに、枝葉の細かいことをしていたら、あっという間に時は過ぎ、もしもの日が来てしまうだろう。

そして、ジョブズも、英彦会長も、それぞれ50歳代後半の太くて短い人生を駆け抜けてしまった。

私達にも、時間は限られている。小さなことの積み重ねも重要ではある。しかし、限られた人生のリソースを、どこに注ぐのかを選ぶことはさらに重要だ。

あなたは、本当にしたいことをやっているだろうか。

あなたは、枝葉の細かいことに囚われ、本質を見失っていないだろうか。

私も、常にそう問いかけながら日々取り組んでいる。(田邉元裕)

【追記】(投稿後10分後に。)

語弊がないように追記。枝葉をしっかりやってくれる人もいる。枝葉を選ぶ人もいる。切り落とすものでも、不要なものでもない。と、とある女史から早々にツッコミを頂いた。説明が足りていなかったが、そのとおりである。会長もジョブズも、不要というのではなく「自分がなすべきこととして、それが最適かどうか」ということを自問自答して、取捨選択してきたのである。