その場で遊べる人遊べない人

私は音楽が好きです。楽器も色々弾いたり、叩いたりします。決してうまくはないので、褒められたもんではありませんが、好きなものは好きです。

ある日、楽器演奏ができる自由な、カジュアルな飲食店に遊びに行った時のこと。たまたま集った人々で、セッションして遊ぼう、というノリになり、自分もギターやドラムを演奏してみました。下手くそもいいところで、自嘲の笑いしか出てきませんでしたが。

それでも、居合わせたメンバーと、簡単なコード弾きでもいいのでやりながら合わせていきました。 楽器最近弾いてなくて忘れちゃった、という子には「じゃ、これ歌って」と、スマホで検索した歌詞を見せながら歌ってもらったら、とてもいい感じ。素人なりにも、それっぽくまとまって、途中でつっかえたりしながらも3・4曲ですが演奏出来て、面白い時間になりました。 全曲、初めてのメンバー、かつ、ぶっつけで初めて演奏する曲でした。

またある別のメンバーとセッションの流れになって、パートチェンジ、シャッフルして何となく演奏しはじめたのですが、とあるプレイヤーさんが「そのリズム違う」「その曲はまったくしらない」・・・と譜面をみたりしながらあれこれ言い始め、結局、1曲にも満たない時間で席についてしまいました。別段、悪い人ではありません。むしろ良い方です。それでもきっと何か思うところがあったのでしょう。

誰かの賞賛でも、批判でもなく、それぞれのメンバーのキャラクター、人間性が如実に表れている様子だなあ、と思います。自由ですから、やる自由もあればやらない自由もあるわけで、席にすぐついてしまった人をどうこういうわけでもありません。

でも、どちらかといったら、楽しいほうがいいよな、と思うのが自分で、せっかくなら、中途半端でも、失敗してもいいので、遊んでしまったほうが結果的に面白い時間になると思います。歌うのも弾くのも気が引けるなら、タンバリンの一つもたたいて掛け声かけてみる、タンバリンがないなら、壊さない範囲で、机や壁など何か音が出るものをたたいてリズムをとってもいいとも思います。

あなたが同じ場に居たなら、どんな風に遊びますか?どんな遊びを提案しますか?何もないところから、または、たまたまの組み合わせの人で、何ができるか、何をやってみたいかを考えてやってみるのも、町おこし、地域おこしなど、新たな創造や楽しみの上で、色々興味深いと思います。(田邉元裕)