「その時だけ取り上げられて話題になっても、何度でも続けて取り上げられなきゃ意味ないんだよ。」

故・渡辺英彦氏がメディア活用に際してよく言っていた言葉である。何かの地域活動が新聞、メディアに取り上げられたら、それは嬉しいことだろう。しかし、人の記憶は数日、長い人でも数週間で忘却していく。

「矢継ぎ早に」「手を替え品を替え情報を作って」いき、メディアに取り上げてもらうというより、「何度でも」メディアが使いたくなる情報を創造することが、資金がない中でも富士宮やきそばPRが成功していった重要なポイントであった。

実際、とある地域のまちおこし団体が富士宮の事例を視察後に、早速ノウハウを活用したプレスリリースが功を奏し新聞に取り上げられ、喜びの知らせが届けられたことがある。だが、一度・二度程度きりで音沙汰が無くなってしまった。後に聞いたらやはり、情報を作ること、繰り返しのPRがうまく行かなかったのだという。 (田邉)