リーダーの孤独

いかなる時代もリーダーは、ある意味、孤独を背負っている。一般的な企業活動や、前例のある組織ですらそうであるのに、前例のない取り組みをする地域おこし活動・地方プロジェクトはさらに顕著である。外から見たら、大きく見えるような、全国区の取り組みでも、実は、ごく少数のメンバーで必死に支えているのが実情、なんていう話は各地にある。

メンバー確保・組織化の問題、資金の問題をはじめ、多くの課題を抱えている。私自身も、国内は北海道から沖縄まで様々な地域活動を行う地域を訪問したり、どの場所であっても、課題は共通である事に気づく。 ニューヨークなどの海外プロジェクトも共に参画してきたが、 現地のコーディネータと話していても、海外ですら同様である。

文字通りリーダーだけが孤軍奮闘ということも少なくない。成果が上がらないと悲劇ではあるが、功を奏し実績が出来てくると、外に出ることも増えるのだが、その事がさらに、リーダーと地元との間の乖離・温度差を招くことになるケースさえある。

この解決をはかっていくためには、そんなリーダーの孤独を相互に理解し、組織化の工夫や促進が必要であるし、また、各地域間での情報交換、フォローアップ体制を作って、次の時代に向かっていくことが必要だろう。(田邉元裕)