キレイ事を地で行く

便利だけと怖い時代になった。

何かあれば、すぐにネットで大騒ぎになる、いわゆる「炎上」が起きる。

情報が広くなかった時代には、良くも悪くも狭い世間だけでの話だったのが、情報化社会の今は、下手すれば全国、全世界騒ぎになる。

社会的に抹殺されるような事も散見される。

誰かにおとしめられたのであれば、まだ、被害者かもしれないが、今では、TwitterやYoutubeなどのサイトに自ら、軽犯罪、本格的な犯罪動画などをアップしてしまうような、その先を想像できない愚かな人も日々増え、報道されている。

一般企業経営などでも、ブラック企業問題では、経営側が強く叩かれているが、下の層まで、そうしたブラックさが「文化」として浸透してしまっているところは実に多く根深い。しかし、情報化社会は、そうした根深いブラックを浄化する作用を持っている一面もある。闇が照らされることで、多くの、正直者が報われるような社会がこれから来ようとしているのかもしれない。

今まで「キレイ事」で片付けられてきた部分を、片付けるのではなく、キレイ事を地で行くことが当たり前に求められてきている。もはや、過去がどうであったかではなく、明るい日のもとで、未来をどうするか、という、これからの方向性、未来からかかる橋を、僕たちはかけていく覚悟をして進んでいかねばならないだろう。(田邉元裕)