徐々に離陸 ジョジョニリリク

漢字で書くとわかりやすいが、カタカナで書くと、なんか不思議な字面のタイトルだが。

「コト」を起こす時、徐々に離陸が大事。

やりながら、周りの理解をも得られながらやっていく。

地元ボランティアとの協働で2001年にスタートした、朝霧高原の音楽フェスティバル、朝霧JAMも当初は2000人前後の集客であった。翌年は4000人程度。その次は8,000人程度。数字だけ見れば、トントン拍子に見えるが、この三年間は非常にきつい期間で、なにもないところからの立ち上げで模索しながらの赤字運営。音の問題の解決に地元の方々と何度もコミュニケーションをとって、継続する道が出来た。現在ではキャパシティの関係もあり、1万人強になり、それから十数年安定推移して定着してきている。

上野の里まつり(富士宮市上野地区の酒蔵のはしご、牧場祭りが連携したフェスティバル)も、10週年を迎えたが、最初はあえて告知も少なめに、少しずつの取り組みで1500人程度の集客からスタートして毎年500人~1000人くらいずつの増で推移して、現在では6,000人から7,000人でこれまた定着してきた。

どちらのイベントも、その年月の中で、出店する人もあれば、縁あって出演したり、またはボランティアスタッフになったり、仕事で関わったり色々で、素晴らしい緩やかなつながりが出来ている。親子二代、または三代の交流すら生まれている。

(批判という意味ではなく)長渕剛の10万人コンサートは、大手が資本を使って一気に仕掛けたことで、一時的には盛り上がった。長渕が移住するだの、追随してビッグアーティストが次から次へと朝霧でライブをやるだの、いろんな噂がたっては消え、その後何もない。

種類が違うので比較する意味もないのだが、「地域おこし」という観点で見た場合、やはり、安定して継続していけるスタイルが一番、人情にかなっているように思う。(田邉元裕)