ATAMI2030の熱気

9月24日、V字回復を実現している熱海のまちづくりに関わる青年、有志、企業家の集まるATAMI2030会議に初参加してきた。3年近く行っているようだが、今回知人のお誘いで参加することになった。まちづくり活動に学生時代から関わる木下斉氏をゲストに、副業、二拠点、テレワークなどを活用しながら、実際に副業で都心から熱海に企業に関与し、企業改革、地域改革のきっかけになっている青年たちを受け入れているホテルニューアカオさんと熱海ガスさんの事例も紹介された。

中核メンバーの、machimoriの代表市木広一郎さんの活動も実にエネルギッシュで魅力的。
★machimoriホームページ(まちもり)
http://machimori.jp/

元々熱海出身だったが、バブル崩壊後の影響で家が熱海を離れざるを得なくなり、関東に移住。しかし、その後「熱海をなんとかしたい」という思いは強くなる一方で、2007年に熱海にUターンして
NPO法人atamista 民間まちづくり会社のmachimoriを設立して、リノベーションのまちづくりを実施している。自身も、MARUYAというゲストハウスをオープンさせている。

もうひとりの中核、主催者である熱海市職員の長谷川智志氏は、f-Bizの熱海版、A-bizを事務方として取りまとめる方で、バランスの良いコーディネートを行っているキーマンであった。お人柄はこちらから
★熱海市チャレンジ応援センターA-biz http://atami-a-biz.jp/

そして、サーキュレーションライフを主催する水野綾子さん。東京で働いていたが、熱海の実家に拠点を移しながらも、熱海での仕事、東京での仕事を両立している。二拠点、副業をキーワードとした働き方のコーディネートを行いながら、新しい生活、仕事スタイルの実践を行っており、静かな中に非常に強い意志を持っている。サーキュレーションライフのサイトはこちら。

2019年度ATAMI2030会議
「地方企業の「働かせ方」改革 熱海から本気で考える「働き方」と「働かせ方」」
【日時】2019年9月24日(火) 18:00-20:30
【会場】市民食堂味よし屋(熱海市銀座町7-17)
【参加費】無料(懇親会参加費は4,000円)
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4月から本格的に「働き方改革」へ踏み出し、私たちは試行錯誤の中にいます。複業、二拠点、テレワーク、ワーケーションなど「個人」の働き方には徐々に幅や選択肢が生まれてきましたが、一方で「企業」はどうでしょうか。 いまや日本全土で起こっている人材不足。「良い人材が来ない」「そもそも採用が難しい」のは“地方だから”ではありません。変化する社会や個人の働き方に合わせ、企業側は社員の「働かせ方」を本気で考える時期に来ています。現状維持ではもはや生き残れない時代。先々を見据えた本気の議論をし、まずは自社の「働かせ方」を見直すことで、人口減や少子高齢化の変化に柔軟に対応していけるしなやかな企業、そして熱海を一緒に作っていきましょう。

自分はというと、富士宮からの初参加のため、アウェイ感が否めないが、むしろこのアウェイ感が心地良いとさえ思う。色んな人の模様を客観的に眺めることができるからだ。

そしてゲストの木下斉氏のトークも軽妙で非常に面白いものであった。以前から著書のファンで、自分の地域おこしに関する認識と想像以上に符合して納得の行くトーク、持論を展開されている。

60人近い出席者で会場の熱気を強く感じたATAMI2030、行政、外から帰ってきた若者、理解ある企業が連携しているからこそ、熱海の復活があったのだということを感じさせる会議でもあった。(田邉元裕)